【愛知杯予想】牝馬同士で見直したいアロハリリー/JRAレース展望

2020年01月18日 06:00

重賞2度目の挑戦となるアロハリリーに期待

 小倉競馬場で行われる愛知杯。まったくとは言わないが、勝ち馬に関する過去のデータを重視するのは危険だと思われる。

 昨年9月1日以来となる小倉開催の開幕週に行われる牝馬限定の芝2000mハンデ戦。トップハンデはデンコウアンジュの56キロで、最軽量は3勝クラスのカレンシリエージョの49キロ。2月の古馬牝馬限定重賞は芝1400m戦の京都牝馬Sなので、牡馬混合のハンデ戦・小倉大賞典、あるいは3月の中山牝馬Sに向けての1戦となる。牝馬にとって春シーズンの総決算がワンターンのヴィクトリアマイルなので、コーナーを4回まわる競馬場を得意とするような馬を狙いたい。

 ◎アロハリリーは小倉競馬場で3戦2勝2着1回。祖母のライクザウインドはディープインパクトの半姉という血統で、父は成長力には定評があるハーツクライ。前走の福島記念は案外の結果だったが、当時は休み明けで、牡馬を相手に重賞初挑戦。外目の枠からポジションを取りに行った分、最後はスタミナ切れを起こしてしまったが、牝馬同士なら見直しが必要だ。

 ○センテリュオは小倉競馬場1戦1勝。大きく崩れたのはワンターンコースのローズSと新潟記念のみ。昨年は5月に準オープン特別を勝ったのち、マーメイドS4着、新潟記念7着をはさんでエリザベス女王杯4着と1戦毎に力をつけている印象だ。戦ってきたメンバーを考えると、55キロは恵まれた印象も。

 明け4歳世代▲パッシングスルーも侮れない。小倉競馬場の経験はないものの、中山2000mの紫苑Sに勝っている。秋華賞は柔らかい馬場に戸惑ったのかもしれないが、先行したい馬だけに16番枠も厳しかった。

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