日経新春杯はディープインパクト産駒のレッドレオンに注目しています。

　レッドレオンは明けて5歳になりましたが、まだ7戦しかしていません。一時は胃を患っていたこともあり、時間をかけてここまで育ててきました。

「先週の段階でかなりしっかり追い切っています。以前は疲れやすいところがありましたが、ここにきてたくましさをかんじます」と小滝助手。

　昨年11月の比叡Sで4勝目をあげたあと、じゅうぶんに間隔をとってここに挑んできます。

「一戦するごとに馬が成長しているのを実感します。この馬なりにしっかりしてきていますし、いい状態で出走させることができそうです。休み明けというのもいいですね」

　いまの時計のかかる馬場もあっていそうですね。

「そうですね、スパっと切れるタイプではないですし。器用でレースが上手な馬なので、いいところからスッと抜け出してこれたらいいな、と思います」

(取材・文：花岡貴子)