【地方競馬】10歳で重賞6勝目のサウンドトゥルーに森泰斗騎手「本当に偉い馬」、佐藤裕太調教師「ファンに支えられています」

2020年02月06日 17:00

森泰斗騎手騎乗の2番人気サウンドトゥルーが圧勝(撮影:高橋正和)

 5日に大井競馬場で行われた第64回金盃(4歳上・重賞・ダ2600m・1着賞金2200万円)は、道中後方から徐々にポジションを上げた森泰斗騎手騎乗の2番人気サウンドトゥルー(セ10、船橋・佐藤裕太厩舎)が、2周目4コーナー出口で持ったまま先頭に立って後続をどんどん突き放し、2着の10番人気フレアリングダイヤ(牡5、大井・市村誠厩舎)に最後は8馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分49秒2(良)。

 サウンドトゥルーは、父フレンチデピュティ、母キョウエイトルース、その父フジキセキという血統。年齢を感じさせない圧倒的な走りをみせつけ、金盃連覇を達成した。通算成績はこれで60戦12勝(重賞6勝)。

【森泰斗騎手】
「10歳にして本当に偉い馬だなあと、感動しました。

 前半は脚を温存して、終いの脚勝負という想定でした。この距離にしては前が予想より流れてるという感じだったんですが、ホームストレッチで流れが遅くなったところでポジションを上げに行きました。センチュリオンの真後ろに脚を使わずに上げて行けて、3〜4コーナーでは手応えも抜群で、あとは追ってどうかなと思ったんですが、手応え通りのすごい伸びでした。すごい馬だと思いました。勝つときはすべてが上手くいくもので、想定していた以上の完璧な競馬ができたと思います。

 調教師の先生も厩務員さんも、年齢よりもずっと若いとおっしゃってますし、今年もまだまだ活躍してくれると思います。ファンが多い馬で、実績馬ですし、その手綱を任せていただいて結果が出せたのでとても嬉しいです」

【佐藤裕太調教師】
「サウンドトゥルーはファンに支えられています。森騎手も2度目で、馬の癖をつかんだ好騎乗をしてくれて、道中も動けるところは動いて、溜めるところは溜めて、最後のキレを存分に発揮させてくれました。

 今日の走りで10歳でもまだやれるぞというところを見せられたと思います。

 スタートしていつももたつくんですが、流れに乗れて、気分良く走っていたんじゃないかと思います。今日もいい意味で平行線のデキでした。

 今後は未定なんですが、気持ちよく走れるようなコンディションを整えて、また出したいと思います。今年も1年、大事に管理して、皆さんに見ていただきたいです」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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