8日、オーストラリアのコーフィールド競馬場でG1・CFオーアS(3歳上・芝1400m・12頭立て)が行われた。
好位でレースを進めた6番人気アラバマエクスプレス(牡3、M.ディー騎手)がラスト200m付近で先頭に立ち、中団から末脚を伸ばした3番人気フィアースインパクト(牡6、C.ウィリアムズ騎手)に0.3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分22秒07(良)。
フィアースインパクトから0.1馬身差の3着は、連れて追い込んだ7番人気キングスウィルドリーム(セ6、M.ザーラ騎手)。1番人気のスケールズオブジャスティス(セ7、イェンダル騎手)は6着、2番人気のアヴィリウス(セ6、D.レーン騎手)は5着だった。
アラバマエクスプレスは父Redoute's Choice、母Lago Ovation、その父Encosta de Lagoという血統。オーストラリアのM.モロニー厩舎の管理馬。重賞初制覇がG1のビッグタイトルとなった。通算成績は7戦4勝。
フィアースインパクトは父ディープインパクト、母ケイアイガーベラ、その父Smarty Jones。全弟にケイアイノーテックがいる血統で、北海道新冠町の隆栄牧場の生産馬。昨年のトゥーラックH、ケネディカンタラとG1連勝を収めていたが、惜しくも3連勝はならなかった。
※馬齢表記は南半球の表記に準ずる。