ダーリントンホールがハナ差の接戦を制して重賞初制覇(撮影:下野雄規)
16日、東京競馬場で行われた第54回共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)は、中団から徐々に進出したC.ルメール騎手騎乗の3番人気
ダーリントンホール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が、直線で先に抜け出した4番人気
ビターエンダー(牡3、美浦・相沢郁厩舎)とのゴールまで続いた追い比べをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分49秒6(稍重)。
さらに4馬身差の3着に2番人気
フィリオアレグロ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が入った。なお、1番人気
マイラプソディ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は大外から追い込むも、
フィリオアレグロとアタマ差の4着に終わった。
勝った
ダーリントンホールは、父New Approach、母Miss Kenton、その父Pivotalという血統の英国産馬。3着に敗れた葉牡丹賞から巻き返し、重賞初制覇を果たした。父New Approachにとっても、これが産駒のJRA重賞初勝利となった。