昨年2着だったキャンドルグラス(写真は20年船橋記念時、撮影:武田明彦)
2/26(水)に大井競馬場で行われる第11回フジノウェーブ記念。大井で唯一の1400m重賞で、1着馬には東京スプリント(JpnIII)の優先出走権が与えられる。今年はスプリント路線の実力馬に加えて中距離路線からの参戦もあり、楽しみなメンバーが集まった。主な出走馬は以下の通り。
■2/26(水) フジノウェーブ記念(4歳上・SIII・大井ダ1400m)
キャンドルグラス(牡6、船橋・川島正一厩舎)は前走の船橋記念でノブワイルドら強豪を下し、悲願の重賞初制覇を飾った。昨年の本レースで2着しているように、距離延長は問題ない。ここも好勝負を期待できるだろう。
グレンツェント(牡7、大井・藤田輝信厩舎)は中央時代に重賞を2勝しており、実績は最上位。3年以上勝ち星から遠ざかってはいるが、移籍初戦のマイルグランプリで2着するなど復活の兆しは見せている。距離短縮のここで変わることができるか。
サブノジュニア(牡6、大井・堀千亜樹厩舎)はスプリント路線に戻って2連勝。2走前はキャンドルグラスを2馬身半差突き放すという強い走りを見せている。今回は未だ勝ち星のない1400mの距離がカギとなるが、連勝の勢いそのまま重賞初制覇なるか。
ヒガシウィルウィン(牡6、船橋・米谷康秀厩舎)は2017年のジャパンダートダービーなどこれまで重賞6勝。この馬にとっても初の1400mがカギとなるが、血統背景からしてプラスに働く可能性は大いにあるだろう。改めて注目したい。
他にも、5戦連続連対中のロイヤルサーティン(牡5、大井・三坂盛雄厩舎)、移籍初戦のエポック(牡7、大井・藤田輝信厩舎)、多摩川オープンを快勝したラブミークン(牡8、船橋・川島正一厩舎)、JBCスプリントで3着のトロヴァオ(牡7、大井・荒山勝徳厩舎)らも上位争いの圏内。
発走は16時10分。
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