C.ルメール騎手騎乗の1番人気モズアスコットが勝利(撮影:下野雄規)
23日、東京競馬場で行われた第37回フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m・1着賞金1億円)は、中団の内でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気モズアスコット(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線半ばで抜け出してゴールまで押し切り、GI初騎乗の長岡禎仁騎手を背に外目からよく脚を伸ばした16番人気ケイティブレイブ(牡7、栗東・杉山晴紀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気サンライズノヴァ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)が入った。なお、2番人気インティ(牡6、栗東・野中賢二厩舎)は14着に終わった。
勝ったモズアスコットは、父Frankel、母India、その父ヘネシーという血統の米国産馬。完勝だった根岸Sに続く2連勝で、クロフネ、アグネスデジタル、イーグルカフェ、アドマイヤドンに次ぐ史上5頭目の芝・ダート両GI制覇を達成した。
【C.ルメール騎手のコメント】
ありがとうございます。とてもうれしく思います。
調教で凄く良い追い切りをやって、コンディションは良くなっていましたから、1600mでもとても自信がありました。
スローペースを心配していましたが、ミドルペースでしたのでモズアスコットはずっと冷静に走れていましたし、最後に素晴らしい脚を使うことが出来ました。
<フェブラリーSダイジェスト>
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