JRA史上初の無観客競馬が始まる 岩田康「寂しいですね」

2020年02月29日 11:15

ファンの声援がない口取り撮影=阪神競馬場(撮影・石湯恒介)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、JRAとしては史上初となる無観客での競馬開催が29日、阪神、中山、中京の各競馬場で始まった。

 聞こえてくるのは蹄音だけ。無人のスタンドは薄暗く、レース後は当然のことながら払い戻しを知らせるアナウンスもない。阪神1Rをキャッツアイで勝った岩田康は、「寂しいですね。(スタンドの)1、2、3階の電気も消えていましたし。レース中はそんなに感じませんでしたが、レースが終わった後にすごく感じました。パドックもガランとしていましたし、ファンのありがたみが分かりました。こういう状況になって分かることですね」と話した。

 JRAは当面の間、無観客での競馬開催を続け、ウインズなど場外馬券発売所は閉鎖する。馬券の払い戻し、発売は電話とインターネット投票のみで行われる。

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