12日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1600m)は、北村宏司騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)ピサノデイラニ(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が、道中2番手から残り500mあたりで先頭に立つと、馬なりのまま後続を引き離し、2番人気タカラトゥルーに1.9秒差の大差をつけ楽勝した。さらに1.3/4馬身差の3着には3番人気サンジャンボリーが入った。勝ちタイムは1分38秒2(稍重)。
勝ったピサノデイラニは父Fusaichi Pegasus、母はマーサワシントンH(米G3)勝ち馬Tee Kay(その父Gold Meridian)という血統の米国産馬。半兄に02年、03年に有馬記念(GI)、天皇賞・秋(GI)を連覇し2年連続年度代表馬に輝いたシンボリクリスエス(牡7、父Kris S.)がいる。10月29日のデビュー戦(東京・芝1600m)は2番人気に推されたが、ダイレクトキャッチ から1.1秒差の6着だった。通算成績2戦1勝。