アクアリーブルが南関東牝馬三冠の一冠目を制した(撮影:高橋正和)
25日、浦和競馬場で行われた第66回桜花賞(3歳・牝・重賞・ダ1600m・1着賞金2000万円)は、好位でレースを進めた山本聡哉騎手騎乗の3番人気アクアリーブル(牝3、船橋・佐藤賢二厩舎)が、直線で一旦は先頭に首を覗かせた4番人気テーオーブルベリー(牝3、大井・中道啓二厩舎)を捕らえて抜け出し、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒2(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に6番人気ルイドフィーネ(牝3、川崎・内田勝義厩舎)が入った。なお、2番人気ボンボンショコラ(牝3、浦和・小久保智厩舎)はルイドフィーネと1馬身差の4着、1番人気レイチェルウーズ(牝3、船橋・林正人厩舎)は5着に終わった。
勝ったアクアリーブルは、父パイロ、母アスカリーブル、その父ブラックタキシードという血統。母アスカリーブルは、南関東牝馬クラシック三冠のうち桜花賞以外の東京プリンセス賞と関東オークスを制しており、母娘での三冠達成となった。
本レースで1〜3着に入ったアクアリーブル、テーオーブルベリー、ルイドフィーネは、4月28日に大井競馬場で行われる東京プリンセス賞の優先出走権を獲得した。