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ラストレース田重田厩務員キズナ産駒リメンバーメモリーで飾る

2020年03月27日 07:00

 定年を迎える田重田厩務員と最後に出走させるキズナ産駒のリメンバーメモリー

 11年宝塚記念を制したアーネストリーや13年ダービー馬のキズナなどを手掛けた田重田静男厩務員(65)=栗東・佐々木=が、31日に定年を迎える。「短かったよ。やり残したというか、馬に申し訳なかったな、と思うことがいっぱいある」と、約47年の厩務員生活を振り返った。

 未勝利馬だろうとG1馬だろうと、同じ思いで貫いてきたことがある。「無事に競馬へ出してあげる。それが一番。レースは何があるか分からないし、走る、走らないは結果の話。(着順の)上だけを目指すのが競馬じゃない」と思いを語る。

 中学を卒業後、両親の反対を押し切って、この世界に飛び込んだ。「仕事を続けるうちに、親も認めてくれたし、喜んでくれることもあった。好きな仕事をして、楽しかった」と優しい表情でうなずいた。

 最後に勤めた佐々木厩舎では2頭のG1馬に巡り会った。「先生には感謝している。G1を2つも勝たせてもらって、自分が担当した馬の子で終えられるんだから…」。現在の担当馬はキズナ産駒の2頭。リトルクレバーは先週7着に敗れたが、リメンバーメモリーが日曜中京9Rにスタンバイする。「前走よりも状態はいいよ」。満足いく仕上げで挑むラストレース。腕利き厩務員にとって、忘れられない思い出になりそうだ。(デイリースポーツ・井上達也)

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