2日、船橋競馬場で行われた第24回マリーンC(3歳上・牝・JpnIII・ダ1600m・1着賞金2500万円)は、先手を取った矢野貴之騎手騎乗の5番人気サルサディオーネ(牝6、大井・堀千亜樹厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、好位から脚を伸ばした2番人気メモリーコウ(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒1(重)。

　さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気スマートフルーレ(牝4、栗東・南井克巳厩舎)が入った。1番人気パッシングスルー(牝4、美浦・黒岩陽一厩舎)は9着に終わった。

　勝ったサルサディオーネは、父ゴールドアリュール、母サルサクイーン、その父リンドシェーバーという血統で、これがダートグレード競走初制覇。また、鞍上の矢野貴之騎手、本馬を管理する堀千亜樹調教師にとっても、これがダートグレード競走初勝利となった。