5日、水沢競馬場で行われた第45回スプリングC(3歳・重賞・ダ1600m・1着賞金300万円)は、中団追走から徐々に動いて行った村上忍騎手騎乗の1番人気フレッチャビアンカ(牡3、岩手・千葉幸喜厩舎)が、3〜4コーナー中間で先頭に立って後続を突き放し、2着の7番人気マルケイヘイロー(牡3、岩手・三野宮通厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒3(稍重)。

　さらに2.1/2馬身差の3着に4番人気レールガン(牡3、岩手・鈴木七郎厩舎)が入った。なお、3番人気エネルギヤ(牡3、岩手・飯田弘道厩舎)はレールガンと6馬身差の4着、2番人気ナーリー(牡3、岩手・菅原勲厩舎)は8着に終わった。

　勝ったフレッチャビアンカは、父キンシャサノキセキ、母スイートスズラン、その父シンボリクリスエスという血統。岩手移籍後2連勝で、重賞初制覇を飾った。通算成績はこれで11戦3勝。