4日にオーストラリアのロイヤルランドウィック競馬場で行われたG1ドンカスターマイル(芝1600m)で、1番人気に推されながら4着に敗れたメロディーベル(牝5)が、連闘で11日のG1クイーンエリザベスS(芝2000m)に向かうことになった。5日に、同馬を所有するフォーチュナ・シンジケートのマネージャーを務めるジョン・ギャヴィン氏が明らかにしたものだ。
メロディーベルはニュージーランド産馬。4歳だった18/19年シーズン、8戦して5つのG1を含む6勝をマーク。ニュージーランドの年度代表馬に選出されている。
5歳を迎えた今季春も、フレミントンのG1エンパイアローズS(芝1600m)を含めて4つのG1を制覇。この秋は、G1フューチュリティS(芝1400m)3着、オールスターマイル(芝1600m)3着、そしてG1ドンカスターマイル4着と、牡馬の一線級を相手に健闘を続けている。
なお、同馬の主戦を務めるオーピー・ボッソン騎手は、クイーンエリザベスSではテアカウシャーク(セン5)への騎乗が決まっていることから、メロディーベルにはケリン・マカヴォイが騎乗することもあわせて発表されている。
(文:合田直弘)