18日、阪神競馬場で行われた第29回アーリントンC(3歳・GIII・芝1600m)は、後方2〜3番手でレースを進めた石橋脩騎手騎乗の1番人気
タイセイビジョン(牡3、栗東・西村真幸厩舎)が、最内を突いて直線半ばで抜け出し、2着の4番人気
ギルデッドミラー(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒3(稍重)。
さらにクビ差の3着に5番人気
プリンスリターン(牡3、栗東・加用正厩舎)が入った。なお、3番人気
ボンオムトゥック(牝3、栗東・高橋亮厩舎)は
プリンスリターンとクビ差の4着、2番人気
トリプルエース(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)は5着に終わった。
勝った
タイセイビジョンは、父
タートルボウル、母ソムニア、その父スペシャルウィークという血統。昨年12月の朝日杯FS(2着)以来となった休み明けの一戦を制し、京王杯2歳Sに続く重賞2勝目を飾った。なお、鞍上の石橋脩騎手はダービー卿CT、ニュージーランドTに続いて、3週連続の重賞勝利となった。
本レースで3着以内に入った
タイセイビジョン、
ギルデッドミラー、
プリンスリターンは、5月10日に東京競馬場で行われるNHKマイルCの優先出走権を獲得した。