昨年暮れの東京2歳優駿牝馬を制したレイチェルウーズ。浦和桜花賞では思わぬ不覚を取ったが、ここで巻き返すことができるか?(撮影:高橋正和)
浦和桜花賞は、単勝1.3倍と人気を被ったレイチェルウーズがアッサリと敗退。ただ、勝ったアクアリーブルを褒めるべきレースだ。そもそも桜花賞の前哨戦ユングフラウ賞では、アクアが後方から捲り上げる形で追い上げていたし、逆転の予兆はあったはず。桜花賞では、ユングフラウ賞とは異なる競馬で快勝したところをみると伸びシロもある。
乗り替わりとなるが、矢野騎手なら期待度は高いままだろうし、南関牝馬クラシック2冠目を制覇する可能性も高い。桜花賞でまさかの5着に敗れたレイチェルウーズは、東京2歳優駿牝馬を勝利した大井に戻って巻き返す余地はありそう。ただ、距離が200m延びるのは疑問も。
他では、桃花賞でアクアリーブルを破っているカラースキームは、間隔を空けたのがどう出るか。桜花賞2着テーオーブルベリーは相手なりに走る馬だし、ハナを叩き切ってしまえば押し切れるだけの下地はある。
穴はルイドフィーネだ。勝ち切れない面は露呈しているが、裏を返せば大負けするタイプでもない。距離延長自体に疑問は残すところもあるが、自分のペースで先行できれば上位があってもいい。いい意味でも悪い意味でも、混戦模様のレース。馬場状態を検討したうえでの最終結論はウマい馬券での予想公開まで吟味したい。
(文=島の予想)
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