【米・アーカンソーダービー】分割競走のG1、バファート厩舎の無敗馬が両レースを完勝

2020年05月03日 14:34

 現地時間2日、アメリカのオークローンパーク競馬場でG1・アーカンソーダービー(ダ1800m)が、2レースに分割されて行われた。

 1レース目は、ハナを切った単勝1.4倍の1番人気シャーラタン(牡3、M.ガルシア騎手)のスピードが最後まで衰えず、2番手から進んだ3番人気ベイシン(牡3、R.サンタナJr.騎手)に6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分48秒49(良)。

 シャーラタンは父Speightstown、母Authenticity、その父Quiet Americanという血統。米国のB.バファート厩舎の管理馬。重賞は初挑戦初勝利で、通算成績は3戦3勝。

 2レース目は、2番手から進んだ単勝1.9倍の1番人気ナダル(牡3、J.ロザリオ騎手)が3コーナー付近で先頭に並びかけ、好位から末脚を伸ばした2番人気キングギレルモ(牡3、S.カマチョ騎手)に3馬身差の完勝を収めた。勝ちタイムは1分48秒34(良)。

 ナダルは父Blame、母Ascending Angel、その父Pulpitという血統。こちらもB.バファート厩舎の管理馬。今年のサンヴィセンテS(米G2)、レベルS(米G2)に続く重賞連勝で、通算成績は4戦4勝。

 新型コロナウイルスの影響で各地の開催が中止となり、アーカンソーダービーは第1次登録で99頭がエントリー。第2次登録で20頭以上の登録があった場合に分割競走として行われることとなり、22頭の登録があったため分割が実施されたが、その後、各レース2頭ずつの出走取消が発生し、9頭立てで行われた。

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