23日、園田競馬場で行われた兵庫ジュニアグランプリ(2歳、交流GIII・ダート1400m、1着賞金2200万円)は、福永祐一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.5倍){horse=2004110126:トロピカルライト}(牡2、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が、終始先頭から直線で後続を突き放し、2着の2番人気・北海道のトップサバトンに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分28秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着には6番人気スナークトモクンが入った。
勝ったトロピカルライトは父Mizzen Mast、母Tropico Cielo(その父セクレト)という血統の米国産馬。半兄に03年グランシャリオC(交流GIII)を制したエコルプレイス(父Grindstone)がいる。6月の2歳新馬(福島・ダート1000m)を後続に8馬身差をつけて圧勝。続くカンナS(OP)で2着、プラタナス賞(500万下)は1番人気で6着に敗れたが、今回の勝利で前走の2歳500万下(京都・ダート1400m)に続く2連勝となった。通算成績5戦3勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。