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【平安S予想】59kgで勝ったのは2頭だけ。オメガパフュームは斤量を克服できるのか!?/JRAレース展望

2020年05月22日 20:00

59kgを背負っての挑戦となるオメガパフューム(撮影:高橋正和)

 5月23日、京都競馬場でGIII・平安ステークス(ダート1900m)が行われる。GI/JpnI勝ちのあるオメガパフュームゴールドドリームミツバの3頭に対し、JRA再転入後4連勝中のロードレガリス、3連勝中マグナレガーロ、前走マーチSで重賞初制覇のスワーヴアラミスといった勢いのある馬たちが挑む。別定戦とあってオメガパフュームは59kg、ゴールドドリームミツバは58kgといった斤量差や、実績上位馬の中にはこの後の帝王賞などに目標を定めている馬もおり、その辺りを加味してどう予想するかが面白い一戦。

 もちろん、実力で抜けているのはオメガパフュームゴールドドリームの2頭。しかし、オメガパフュームは昨年のこのレースで59kgを背負って3着だった。過去10年、JRAのダート重賞で59kgを背負って勝ったのはたった2頭。2013年平安Sのニホンピロアワーズと2015年プロキオンSのベストウォーリアだけだ。実力は抜けていても59kgで勝ちきる難しさを表している。しかし、オメガパフュームなら上位争いに加わるのは間違いないだろう。

 ゴールドドリームは昨秋、課題のスタートを決めて先行していたが、前走のサウジカップではスタートダッシュがつかず最後方から。それでも3〜4コーナーは内をロスなく立ち回って前との差を詰め、強豪相手に6着はさすがのひと言。意外にも58kgは初経験だが、520kg前後と馬格があり、地方競馬の深い砂で力強い走りを見せるようにパワーも兼ね備えるため、大きな問題ではなさそう。7歳を迎えて国内初戦でどんなレースを見せてくれるだろうか。

 このメンバーでは上位人気にならなさそうで、かつ舞台設定が好条件なのはヴェンジェンス。昨年は7月のプロキオンSで3着と好走し、みやこSで重賞初制覇を果たした後にチャンピオンズCに向かったが、実は2歳の12月以来の左回りだった。2歳時は左回りで外に膨れる感じがあり、以降は意識的に右回りを使っていたが、先述したようにプロキオンSは3着。チャンピオンズCも着順こそ7着だったが、上位は先行馬が占める中、しっかり追い上げてきた。馬体が充実してきているのだろう。それゆえ、元々得意の右回りに変わるのはプラス材料。7歳ながら骨折で長期休養があり、年齢以上にフレッシュ。これを書いている木曜日夕方時点では枠順がまだ発表されていないが、砂を被らずにレースができる外枠に入ればなお狙いたい。

 ロードレガリスはJRA再転入4連勝中で、潜在能力と56kgでの出走は魅力的。スワーヴアラミスは先行馬が残りやすい京都1900mにおいて、好位からレースを運べるのは有利だろう。

 平安Sは23日(土)、15時35分発走予定。

(文=大恵陽子)

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