昨年は日本馬マスターフェンサーが参戦したケンタッキーダービー
JRAは23日、2019・20年度の『JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY』に、ユニコーンS(6月21日・GIII・東京ダ1600m)、ジャパンダートダービー(7月8日・JpnI・大井ダ2000m)の2競走が追加されたことを発表した。配点は1着40点、2着16点、3着8点、4着4点。
『JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY』は、日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ。構成競走の4着馬までにポイントを付与し、合計ポイント最上位の馬が、アメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービーに出走できる。合計ポイントが同点の場合は獲得賞金により順位を決定し、シリーズ1位馬が辞退の場合は上位4位まで順次繰り上がる。
競走の追加は、本年のケンタッキーダービーが当初予定の5月2日から、新型コロナウイルスの影響で9月5日に延期されたことに伴うもので、2019・20年度限定の措置。
本来の構成競走は3月28日の伏竜S(OP)で終了しており、現時点ではヘルシャフト(牡3、栗東・野中賢二厩舎)が40点で首位。カフェファラオ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が30点、ヴァケーション(牡3、川崎・高月賢一厩舎)が20点で続いている。