落合玄太騎手騎乗の6番人気メイショウアイアンが優勝(撮影:田中哲実)
4日、門別競馬場で行われた第24回北海道スプリントC(3歳上・JpnIII・ダ1200m・1着賞金2200万円)は、中団前から徐々に位置を上げた落合玄太騎手騎乗の6番人気メイショウアイアン(牡10、北海道・田中淳司厩舎)が、逃げ粘る1番人気マテラスカイ(牡6、栗東・森秀行厩舎)をゴール寸前で外から捕らえ、また2番手追走から食い下がった2番人気スズカコーズライン(牡6、栗東・木原一良厩舎)も振り切って優勝した。勝ちタイムは1分12秒8(良)。
ハナ差の2着に同着で、マテラスカイとスズカコーズラインが入った。なお、3番人気ショーム(牡5、美浦・鈴木伸尋厩舎)は8着に終わった。
勝ったメイショウアイアンは、父マヤノトップガン、母デヒアバーズ、その父デヒアという血統。今年で10歳、通算53戦目にして、待望のダートグレード競走初制覇を飾った。ホッカイドウ競馬所属馬による北海道スプリントC勝利は、2000年のオースミダイナー以来20年ぶり。また、鞍上の落合玄太騎手にとってもダートグレード競走は初勝利となった。