【北海優駿(ダービー)予想】アベニンドリームが北斗盃の雪辱を果たすか!?/NARレース展望

2020年06月18日 11:00

北斗盃で敗れた雪辱を果たしたいアベニンドリーム(撮影:高橋正和)

 全国各地で行われてきたダービーシリーズの最後を飾るのがこの北海優駿(ダービー)だ。またホッカイドウ競馬の3冠競走の2冠目のレースでもある。北斗盃を制した牝馬レッドカードや、北斗盃で1番人気に推されながらよもやの6着に敗れたアベニンドリーム、JRAから門別に転入して3連勝とまだ底を見せていないコパノリッチマンなど12頭で争われる。

 ◎はアベニンドリーム。北斗盃はシンボと2頭で競る形になったのと外枠が響いたのか、6着と予想外の大敗。だが前走のタカネナデシコ特別ではブリンカー装着で、古馬相手に楽に逃げ切り勝ちを収め、改めて能力の高さを示した。北斗盃の雪辱を果たす。

 ○にレッドカード。先行馬の直後に控えてレースを進め、4コーナーでは手応え良く先頭に並びかけて、直線ではそのまま押し切る強い内容だった。2走前には水沢の留守杯日高賞でも2着に入り、ここに来ての成長は目を見張るものがある。今回は距離がカギとなるだろうが、昨年門別で1700mで2着(ブロッサムカップ)の経験もあり、同じキンシャサノキセキ産駒のフレッチャビアンカが2000mの東北優駿で勝っていることもあり、距離はこなせるとみた。

 ▲にコパノリッチマン。1200mの距離で3連勝中で、今回は800mの距離延長となるが、JRA時代に1800mも経験しているのでその点は心強いし、未知の魅力にも期待。

 △は北斗盃組から3頭。激しい先行争いをしながら粘って3着のシンボ、速い流れの中で3番手を進み、直線で脚を伸ばしたライトロング、ポツンと1頭後方から進んで追い込んできたアッカレッツァーレ。

 北斗盃のリベンジを果たしたいアベニンドリームと2冠を目指すレッドカードの走りに注目が集まる北海優駿は、6月18日(木)、20時40分発走。

(文:佐々木祥恵)

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