19日、阪神競馬場で行われた第68回中京記念(3歳上・GIII・芝1600m・18頭立て)は、中団の外でレースを進めた酒井学騎手騎乗、単勝163.0倍の18番人気メイケイダイハード(牡5、栗東・中竹和也厩舎)が、残り100mあたりで先頭に立ってゴールまで押し切り、追い込んだ6番人気ラセット(牡5、栗東・庄野靖志厩舎)にクビ差をつけて優勝した。
1986年以降、17頭以上のJRA重賞で最低人気馬の勝利は、1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリス(20頭中20番人気・単勝430.6倍)以来2例目。
JRA重賞で18番人気以下の勝利は、1986年の金鯱賞を勝ったイズミスター(21頭中18番人気・単勝51.3倍)を含め3例目となった。
また、同日の第56回函館記念の3連単配当は343万2870円となり、今年のJRA重賞で3連単200万円超えはダイヤモンドS、福島牝馬S、エプソムC、CBC賞に次いで5回目。
この時点で年間の単独最多記録となっていたが、中京記念の3連単配当も330万2390円で、今年6回目のJRA重賞・3連単200万円超えを記録した。