新潟競馬場の直線1000mを舞台に2001年に創設された重賞で、今年で第20回を迎える。全6レースで争われるサ
マースプリントシリーズの第3戦となっており、今年は昨年の覇者
ライオンボスなど、いわゆる千直得意の18頭が顔を揃えた。
◎は
ライオンボス。1000m直線では5戦4勝2着1回と抜群の安定感を誇る。5月の韋駄天Sをしっかり勝ってこのレースへという昨年同様のローテーションで態勢は万全のはず。7枠も有利に働き、ここは譲れない一戦だ。
○に
ダイメイプリンセス。前走は韋駄天Sで3着と復活の兆しを見せた。一昨年のこのレースを含めて千直は3勝と得意の舞台。夏に調子を上げてくるタイプで、一昨年の再現もありそうだ。
▲に
ジョーカナチャン。前走の韋駄天Sで
ライオンボスに頭差の2着は光る。千直は4戦2勝2着1回と実績もあり、休み明けをひと叩きされた上積みにも期待。今回は54キロで、
ライオンボスとの斤量差が3キロと前回より1.5キロ少ない点が気になるが、うまくハナを切ってレースを運べれば上位争いは十分可能だ。
△は前走の韋駄天S(5着)で久々の千直を経験し慣れが見込める
ナランフレグと千直得意で今年で4度めの挑戦となる
レジーナフォルテの2頭。
2連覇狙う
ライオンボスを巡って、この舞台を得意とする馬たちが新潟の直線1000mで躍動する。アイビスサマーダッシュは、7月26日(日)、15時45分発走。
(文:佐々木祥恵)