25日、札幌1Rで行われた未勝利戦(2歳・芝1800m・6頭)は、道中5番手から進んだ横山武史騎手騎乗の3番人気ウインルーア(牝2、美浦・青木孝文厩舎)が直線で馬群を割って突き抜け、外からじりじりと伸びた2番人気アークライト(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)に1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒7(良)。
アークライトから1/2馬身差の3着には1番人気ギャラントウォリア(牡2、栗東・平田修厩舎)が入った。
ウインルーアは父ゴールドシップ、母コスモエルデスト、その父ブラックホークという血統。前走の新馬戦(函館芝1200m)は11頭立ての11着だったが、一変しての勝利となった。
またこのレースは、ギャラントウォリアの単勝オッズが1.8倍、アークライトが1.9倍だった。JRAで2番人気の単勝オッズが1倍台だったのは、2011年7月30日小倉1Rのカシノラピス以来、9年ぶり。
JRAで単勝オッズ1倍台2頭ともが敗れたのは、1990年1月27日東京1R以来、30年半ぶりの出来事となった。