9日、中京競馬場で行われた、つわぶき賞(2歳500万下、芝1200m)は、赤木高太郎騎手騎乗の7番人気エミネンツァベルタ(牝2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が好スタートから先手を取ると、2番人気シャトルタテヤマに1.1/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分10秒5(稍重)。さらにクビ差の3着には3番人気エーシンエスヴィーが入り、連闘で臨んだ1番人気ゼットカークは5着に終わった。
勝ったエミネンツァベルタは、父タイキシャトル、母ニシオマジョリック(その父デインヒル)という血統。3戦目となった8月の未勝利戦(小倉・芝1000m)を2着に3馬身差をつけ快勝すると、小倉2歳S(GIII)にも出走(10着)。2走前の福島2歳S(OP)では11番人気ながら追い込んで3着に好走していた。通算成績8戦2勝。
タイキシャトル産駒はクィーンオブキネマ、マザーズウィッシュに続き3頭目の現2歳オープン入り。なお、2着のシャトルタテヤマもタイキシャトル産駒だった。