ウィジャボード引退、繁殖入り

2006年12月09日 19:00

 現地時間9日、10日に香・シャティン競馬場で行われる香港ヴァーズ(3歳上、香G1・芝2400m)に出走予定だったウィジャボード Ouija Board(牝5、英・E.ダンロップ厩舎)は、左前脚の故障のため同レースを回避。このまま現役を引退し、米国で繁殖入りすることがわかった。初年度の配合種牡馬にはキングマンボ Kingmamboが予定されている。

 ウィジャボードは、父Cape Cross、母Selection Board(その父Welsh Pageant)という血統の英国産馬。従兄に90年愛セントレジャー(愛G1)などG1・4勝を挙げたイブンベイがいる。

 04年に英オークス(英G1)、愛オークス(愛G1)、BCフィリー&メアターフ(米G1)を制し、カルティエ賞(欧州年度代表馬、最優秀3歳牝馬)、エクリプス賞(米最優秀芝牝馬)に選出された。その後、骨折が判明し休養を余儀なくされたが、昨年はジャパンC(GI)5着後に臨んだ香港ヴァーズ(香G1)でシックスセンス以下に快勝。今年はプリンスオブウェールズS(英G1)、ナッソーS(英G1)のほか、BCフィリー&メアターフでは04年以来2度目の勝利を挙げ、11月には史上初となる、2度目の欧州年度代表馬に輝いている。最後のレースは11月26日に行われたジャパンC(GI、3着)となった。通算成績22戦10勝(G1・7勝、重賞8勝)。

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