8日、名古屋競馬場で行われた4R・サラ2歳3組(ダート1400m、1着賞金37万円)で、戸部尚実騎手騎乗の2番人気タイコーブライアン(牡2、愛知・迫田清美厩舎)が、5番人気ワージングにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。同馬の勝利が新種牡馬クリスタルレコード産駒の地方・中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったタイコーブライアンは父クリスタルレコード、母アカツキ(その父フェアジャッジメント)という血統。5戦目の初勝利となった。通算成績5戦1勝。
同馬の父クリスタルレコードは父ブライアンズタイム、母フェアリークリスタル(その父Be My Guest)という血統。従姉の仔にデザートプリンス Desert Prince(愛2000ギニー-愛G1)などがいる牝系。現役時代は美浦・二ノ宮敬宇厩舎に所属し、98年グッドラックH(900万下・芝2500m)などJRA23戦4勝の成績を残した。
現2歳が初年度産駒の新種牡馬で、9頭が血統登録、本馬を含めた4頭が競走馬登録されている。JRAではハクウン(牡2、美浦・高橋祥泰厩舎)1頭が登録されている。