【地方競馬】村神様の黒潮盃はブリッグオドーン 「ハマった時の破壊力は相当なもの」

2020年08月19日 06:00

 秘めた破壊力は抜群のブリッグオドーン

 「黒潮盃・S2」(19日、大井11R)

 豪華なメンバーがそろった。ホッカイドウ競馬から北海優駿馬アベニンドリーム、王冠賞馬コパノリッチマンが遠征。昨年のリノンレジェンドに続く連覇を狙う。迎え撃つ南関東勢の筆頭は、ジャパンダートダービーで地方馬最先着(4着)した羽田盃2着のブラヴール。猛暑の夜に文字通り、熱いハイレベルな一戦が期待される。

 久しぶりに御神本訓を背に迎える◎ブリッグオドーンの一発はないか。前々走の東京ダービーTRを豪快に差し切って、挑んだ本番は4着。今春は消化不良のまま終わったものの、母は2002年のオークス6着馬で、芝の中長距離で4勝をマークしたブリガドーン。潜在能力には高いモノを備えているのは間違いない。

 気難しい面が出世を妨げている現状に映るが、ハマった時の破壊力は相当なもの。それは次位に0秒5差をつけた最速上がり3F38秒9で、2馬身半突き抜けた前々走の勝ちっぷりが証明している。前走の東京ダービーでも、4角12番手から繰り出した上がり3F38秒7はメンバー最速タイだった。搭載するエンジンは確かだ。

 前走後はリフレッシュと、さらなる成長を促す意味を込めて調整休養。ここを目標にしっかりと乗り込まれてきた。デビューから連勝しながら、その後はもどかしい思いを繰り返してきた鞍上。天才のプライドに懸けても、このまま引き下がるわけにはいかない。別定戦で、初めての58キロを背負うブラヴールとは斤量2キロ差。狙うなら、ここ!(5)の単勝。

(デイリースポーツ・村上英明)

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