バートラガッツの半姉エンブロイダリー(今年10月撮影、ユーザー提供:さめさん)
今年の桜花賞と秋華賞を制した
エンブロイダリーの半弟となる
バートラガッツ(牡2、栗東・池添学厩舎)が、土曜京都6Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビューする。
バートラガッツは父
リアルスティール、母ロッテンマイヤー、母の父クロフネの血統。母は16年の忘れな草賞の勝ち馬。半姉の
エンブロイダリーは今年の桜花賞と秋華賞を制している。さらに曾祖母の
ビワハイジは95年の阪神3歳牝馬Sの覇者。近親には09年の桜花賞とオークスなどGI・6勝を挙げた
ブエナビスタ、11年の阪神JFを制した
ジョワドヴィーヴルなど、活躍馬がズラリと並ぶ。馬名の意味由来は「スイスの地名。母名より連想」。シルクホースクラブにおいて総額4000万円で募集された。
母と同じく池添学厩舎の所属馬となり、坂路とCWを併用して仕上げられてきた。どちらでも好時計をマークしているので、水準以上のポテンシャルを秘めていることは間違いない。そして鞍上は頼れるC.デムーロ騎手。姉とは違ってダートでのデビューとなるが、「さすが良血!」と思わせるインパクトのある走りを期待したい。