現地時間21日、イギリスのヨーク競馬場で行われたG1・ナンソープS(2歳上・芝直線1000m・8頭立て)は、外ラチ沿いに持ち出した2頭の叩き合い。1番人気のバターシュ(セ6、J.クローリー騎手)が、4番人気(タイ)のケアモーロ(牝4、P.マルレナン騎手)との争いを1馬身差制して優勝した。勝ちタイムは57秒38(良)。
ケアモーロから2馬身差の3着には、4番人気(タイ)のモスギル(セ4、D.タドホープ騎手)が入った。3番人気アーリ(牡3、W.ビュイック騎手)は4着、2番人気アートパワー(牡3、S.デソウサ騎手)は6着だった。
バターシュは父Dark Angel、母Anna Law、その父Lawmanという血統。イギリスのC.ヒルズ厩舎の管理馬。
ナンソープSは昨年に続き連覇。今年はキングズスタンドS(英G1)、キングジョージS(英G2)に続き、3戦3勝の戦績となった。通算成績は23戦13勝。重賞は11勝、G1は4勝目。
また、ヨーク競馬場では3日連続でG1が行われたが、19日のインターナショナルSを制したガイヤース、20日のヨークシャーオークスを制したラヴに続き、全て1番人気の勝利となった。