【小倉サマージャンプ予想】小倉コースにも対応できそうなスプリングボックスに期待/JRAレース展望

2020年08月29日 10:26

中山新春ジャンプSを勝利したスプリングボックス(撮影:下野雄規)

 小倉競馬場を舞台に行われる唯一の障害重賞。ダートコースよりもさらに内側に設けられた1周1300mという障害コースを使用するものの3390mの距離に11の障害が置かれているほか、たすきコースには高低差2.76mのバンケットが用意されるなど工夫を凝らされた障害コースだ。最後はダートコースを横切って芝の直線コースに出るが、ゴール前にも障害が置かれているために、先行力は絶対条件ともいえるコースなっている。

過去10年で1〜3番人気は7勝2着6回3着4回と堅調。1番人気に限っても4勝2着3回3着1回と人気に応えている。

 ◎スプリングボックスは障害転向2戦目で初勝利を記録し、続く中山新春ジャンプSを楽勝。春麗ジャンプSでも2着と好素質を示していた。京都ハイジャンプは落馬による競走中止、1番人気に支持されていた。オープン特別は落鉄と不運が続いたものの、前走の東京ジャンプSは強敵相手に4着。早めに動ける器用さも持ち合わせていることから小倉コースにも対応できそうだ。

 平地時代から逃げ脚質で4勝を記録していた○タガノグルナは障害デビュー戦を快勝。続く三木ホースランドパークジャンプSでは1番人気に支持されて、厳しいマークにあう中3着と頑張った。今回は同型馬との兼ね合いひとつだが、マイペースで運ぶことができれば、チャンスは十分にありそうだ。

 折り合いの面で不安を抱えていた▲ブレイクスピアーだったが、解き放たれた前走は、本当に強かった。まだ全幅の信頼は置きずらいが、間隔を空けた方が良い結果に結びついているようだ。

 休み明けながら小倉競馬場の障害コースで勝利経験のある△トゥルーハートと、キャリア豊富な△マイネルレオーネ。ここ2戦惜しい競馬を続けている△セイウンフォーカスまで抑えておきたい。

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