現地時間29日、南アフリカのグレイヴィル競馬場でG1・チャンピオンズC(3歳上・芝1790m・11頭立て)が行われた。
道中後方から進んだ3番人気ゴールデンドゥカート(セ4、D.ディロン騎手)が直線で馬群を割って末脚を伸ばし、好位の内で脚を伸ばした1番人気レインボーブリッジ(セ6、W.ケネディ騎手)をゴール前でとらえ、短頭差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒09(良)。
レインボーブリッジからクビ差の3着は、道中2番手から先に抜け出しを図った6番人気チリッロ(牡5、L.ヒューイットソン騎手)。2番人気ドゥイットアゲイン(セ6、W.マーカス騎手)はさらに1/2馬身差の4着だった。
ゴールデンドゥカートは父Philanthropist(その父Kris S)、母Halfway To Heaven、母の父Jet Masterという血統。南アフリカのE.サンズ厩舎の管理馬。通算成績は9戦3勝で、重賞は今年のケープダービー(南アG1)に続く2勝目。
2着レインボーブリッジは父Ideal World、母Halfway To Heavenという血統の南アG1・3勝馬。ゴールデンドゥカートとは母を同じくする兄弟。この兄弟では現5歳のハウワーム(父Silvano)も、南アG1・5勝をあげる活躍を見せている。
補足:Halfway To Heavenは、欧州G1・6勝馬マジカルの母とは同名別馬。