仏ダービー馬・ミシュリフは凱旋門賞を回避しチャンピオンSへ

2020年08月31日 11:25

 今年のG1仏ダービー(芝2100m)勝ち馬ミシュリフ(牡3、父メイクビリーヴ)が、10月4日にパリロンシャンで行われるG1凱旋門賞(芝2400m)を回避し、10月17日にアスコットで行われるG1チャンピオンS(芝9F212y)にまわることになった。同馬を管理するジョン・ゴスデン調教師が28日に明らかにしたものだ。

 凱旋門賞の第1次登録の段階では、登録漏れだったのがミシュリフだ。しかし、仏ダービー以来の出走となった、8月15日にドーヴィルで行われたG2ギョームドルナーノ賞(芝2000m)を快勝すると、陣営は追加登録を行って参戦する可能性に言及。ブックメーカーの前売りでも、オッズ11〜15倍の4番人気に浮上していた。

 だがその後、馬主のファイサル殿下とゴスデン師が協議した結果、同馬の最適距離は10Fであり、この路線におけるシーズンの総決算となるG1チャンピオンSに向かうのがベストの選択との結論に至ったものだ。大手ブックメーカーのパディーパワーは、G1チャンピオンSへ向けた前売りで同馬に3.5倍のオッズを提示し、ガイヤース(牡5、父ドゥバウィ)と横並びの1番人気に支持している。

(文:合田直弘)

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