6日に小倉競馬場で行われる小倉2歳S(2歳・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みがダイワメジャー。次点で2回のキンシャサノキセキ、ロードカナロア、サクラバクシンオーが続く。
ダイワメジャー産駒は「2-0-2-3」。11年エピセアローム(2人気)、16年レーヌミノル(1人気)、と優勝例は牝馬に限られるが、牡馬も13年ラブリープラネット(3人気)、15年レッドラウダ(6人気)が好走しており、馬券妙味の観点でいえば幾らか牡馬が優勢。今年はモントライゼが上位人気を担う。
ロードカナロア産駒は「1-0-1-1」。産駒初出走となった18年にはファンタジスト(3人気1着)とミヤジシルフィード(9人気3着)が揃って好走。後者においては下馬評も高くなかったので、人気薄にも気を配る必要がありそうだ。今年はフォドラが出走予定。
パイロ産駒は「0-0-1-1」。17年バーニングペスカは7人気の低評価を覆す走りで3着に好走。また、昨年3着のラウダシオンは、母がパイロとはとこの間柄という血統馬でもあった。今年はセレッソフレイムが出走予定。
初出走となるNo Nay Never産駒からは、2歳芝1200mの日本レコードを更新したフリードが出走予定。父は13年モルニ賞の勝ち馬で、14年BCターフスプリント・2着のスプリンター。なお、3代父ヨハネスブルグの直仔として、13年にホウライアキコが小倉2歳Sを制している。