【札幌2歳S】ソダシ弾む!迫力走!白毛馬初JRA芝重賞V「能力的チャンス」

2020年09月03日 06:21

 札幌芝で真っ白な馬体を弾ませたソダシ(手前)

 「札幌2歳S・G3」(5日、札幌)

 白毛馬初のJRA芝重賞制覇を狙うソダシが2日、札幌芝コースで真っ白な馬体を弾ませた。ラスト1F11秒7と抜群の切れ味を発揮。快挙達成へ態勢は整っている。

 真っ白な馬体が緑のターフに映える。白毛馬として初めて芝の新馬戦を勝ったソダシが、札幌2歳Sで重賞勝利を目指す。管理する須貝師は「かわいくてたまらない。初戦の勝ち方もいいし、能力的にもチャンスだと思っている」と大きな期待をかける。

 最終追い切りは札幌芝コース。僚馬のルビーカサブランカ(3歳1勝クラス)を約2馬身先行させてスタート。ストライドの大きな迫力満点のフットワークでピッチを上げていき、直線で強めに追われるとあっさり抜け出し1馬身先着した。

 5F64秒5-35秒7-11秒7とラストの切れ味は抜群。手綱を取った吉田隼は「初戦の時よりも気合が乗っていました。直線でグングン伸びていましたし、追ってからの反応が良かったですね。引き続き調子は良さそう。今からレースが楽しみですね」と手応えを感じていた。

 函館での新馬戦は3番人気で快勝。好スタートから2番手につける正攻法の競馬で、直線は最速の上がりを繰り出し、2着に2馬身半差をつけた。2歳牝馬にしては味のあるレース内容に、「初めて騎乗した時から能力の高さを感じていました」と主戦はうなずく。

 13年レッドリヴェール、15年アドマイヤエイカンで2勝を挙げ、11年ゴールドシップと19年サトノゴールドで2着が2回と、レース相性抜群の須貝師も、当然ながら力が入る。「洋芝が合うと思っているから使う。落ち着いてレースできれば」と、真っ白な愛馬に熱い視線を送っていた。

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