16年に重賞に昇格して以降、秋華賞連対馬を4頭輩出しているレースです。そして、過去4年連続してノーザンファーム生産馬が勝利していることが特徴です。その成績は[4-2-1-18]で、とくに1-2番人気に限れば[4-0-0-1]と圧倒的。今年は、ノーザンファーム生産馬のジャッジがカギになりそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば8-9月の重賞では新潟記念、新潟2歳S、札幌記念、関屋記念、レパードSで残った馬2頭がそれぞれで馬券になっています。さらに、【残った馬】のなかから北九州記念でアウィルアウェイが10番人気で3着、関屋記念でトロワゼトワルが8番人気で2着、レパードSではブランクチェックが5番人気3着、クイーンSでレッドアネモスが11番人気で優勝と、消去データをかいくぐって好走を果たしました。
このように人気馬の取捨だけでなく、穴馬の選択にも活用できるのがケシウマの消去データ。ここでは、紫苑Sの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走未勝利・1勝クラス出走(ただし、前走で0.5秒以上勝利のノーザンファーム生産馬は除く) [0-0-0-23] 複勝率0%
該当馬:クロスセル、コトブキテティス、ストリートピアノ、スマートリアン、フェルマーテ、ホウオウエミーズ、マリノソフィア
好走確率の高いノーザンファーム生産の前走快勝馬を除くと、前走で未勝利や1勝クラスという下級条件からの参戦馬は大苦戦だ。距離が2000mに変更になった07年から15年にかけては、さすがに未勝利組こそ厳しいが、1勝クラス組は3勝2着2回3着5回と、なかなか健闘していた事実もある。下級クラスからの臨戦では通用しなくなったことが、重賞昇格後に最も変化した点なのだ。
(過去の主な該当馬:過去の主な該当馬:19年レッドベルディエス3人気4着、アップライトスピン5人気11着、18年クイーングラス4人気7着)
最初のデータで出走馬18頭のうち、1/3の6頭がふるい落とされました。好調な2連勝馬も2頭含まれていますが、このあたりを手控えられて、点数も絞れるはずです。通常とは違い、過去4年の母数の少ないデータですが、オープン特別時代との比較でレースレベルが上がったことがしっかりと証明されており、決して信頼度は低くはなさそうです。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬は、いったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。