12日、中山競馬場で行われた紫苑S(3歳・牝・GIII・芝2000m)は、2番手でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の5番人気マルターズディオサ(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線手前で先頭に立って押し切り、2着の10番人気パラスアテナ(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒1(稍重)。
さらにクビ差の3着に3番人気シーズンズギフト(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)が入った。なお、2番人気ウインマイティー(牝3、栗東・五十嵐忠男厩舎)は6着、1番人気スカイグルーヴ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は9着に終わった。
勝ったマルターズディオサは、父キズナ、母トップオブドーラ、その父Grand Slamという血統。春のチューリップ賞に続く重賞2勝目を飾った。また、本馬及び2着のパラスアテナ、3着のシーズンズギフトは10月18日に行われる秋華賞の優先出走権を獲得した。
<紫苑Sダイジェスト>
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