【金沢プリンセスC予想】北海道移籍組からエムザックベールか 地元無敗のサブノタマヒメか/NARレース展望

2020年09月27日 11:00

 9月27日、金沢競馬場で重賞・金沢プリンセスC(1400m)が行われる。地元の2歳牝馬による一戦で、11月の地方全国交流重賞・金沢シンデレラCに向けて重要な一戦となる。今年は北海道から移籍初戦を迎える3頭を含む11頭立て。

 中心は移籍初戦となるエムザックベール。4走前のJRA認定アタックチャレンジで好スタートから逃げ切り勝ちを収めている。2番手で追走したマイハンプスを直線でも詰め寄らせず1馬身半差をつけての勝利だったが、マイハンプスはその後、重賞・園田プリンセスCに遠征し3着。その点からもエムザックベールには期待が持てる。

 唯一の不安点を挙げるとすれば、移籍初戦のため金沢の馬場への適性だが、金沢の重賞4連勝中の吉原寛人騎手のリードとあれば、心配無用だろう。

 対するは地元デビューから無敗の4連勝中のサブノタマヒメ。JRA認定戦の前走は周りの出方を見ながら4番手に控え、4コーナーで内を突いての快勝。ゴール前は流す余裕もありながら3馬身差をつけた。控える競馬でも結果を残せたことはここへ向けて大きなプラス材料だ。

 マナバレンシアは門別でデビューし、1勝を挙げたのち金沢へ。移籍初戦の前走はべちゃべちゃの不良馬場で逃げ、直線は一旦交わされたようにも見えたが、もうひと伸びを見せて勝利した。門別での初勝利時にはホライゾネットにシャドーロール、金沢では深いブリンカーを着用しており、気性面に幼さが残るのかもしれないが、上積みに期待。

 また、門別で1勝を挙げて金沢移籍初戦を迎えるスツーカも上位争いに加わりそう。

 金沢プリンセスCは9月27日金沢11R、16時50分発走予定。

(文:大恵陽子)

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