キーンランド・セプテンバー1歳セールが終了、主要な指標がいずれも前年より悪化

2020年09月28日 12:00

 13日から北米ケンタッキーのレキシントンで開催されていた「キーンランド・セプテンバー1歳セール」が25日に終了。総売上げは前年比33.7%ダウンの2億3845万4300ドル、平均価格は前年比19.5%ダウンの10万1643ドル、中間価格は前年比18.7%ダウンの3万7千ドル、昨年24.2%だったバイバックレートが今年は29.3%に上昇と、主要な指標がいずれも前年より悪化する厳しい結果となった。

 主催者は、「社会を取り巻く状況が極めて厳しい中、当初予定していた通りの日程で無事にセールを行えたことに安堵するとともに、運営に協力してくださった全ての人たちに感謝します。また、そういう状況下での開催であったことを考慮すれば、セールは成功だったと言えましょう」とコメントしている。

 日本人によると見られる購買も16頭が確認されており。母がG1BCディスタフを含むG1・3勝馬ストップチャージングマリアの牡馬(父Tapit、購買価格82万5千ドル)、G1アッシュランドS勝ち馬ウィープノーモアの半弟にあたる牡馬(父Arrogate、購買価格75万ドル)、母がG1フリゼットS勝ち馬エージーウォリアーの牝馬(父American Pharoah、購買価格34万ドル)らが、日本で走ることになる模様だ。

(文:合田直弘)

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