【京都大賞典 血統データ分析】昨年、産駒初出走で2着のルーラーシップに注目が集まる

2020年10月08日 18:05

京都大賞典 種牡馬データ

 11日に京都競馬場で行われる京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハが続き、3回がジャングルポケット、ハーツクライとなっている。

 ディープインパクト産駒は「3-0-3-13」。14年ラストインパクト、17年スマートレイアー、18年サトノダイヤモンド、勝利した3頭はいずれも外回りコースの京都GIで5着以内の実績があり、3着に好走した延べ3頭を含めても例外は19年3着シルヴァンシャーに限られる。今年はアイスバブル、グローリーヴェイズ、シルヴァンシャー、ドゥオーモ、モンドインテロの5頭が出走予定。

 ルーラーシップ産駒は「0-1-0-1」。昨年は産駒としても初出走となったダンビュライトが6人気ながら2着に逃げ粘り、高配当をアシストする形になっていた。今年は17年菊花賞以来の勝利を目指すキセキが上位人気と目されるほか、昨年2着のダンビュライトが2連連続での好走を目論む。

 初出走となるロードカナロア産駒からはキングオブコージが上位人気を担う。このコースは下級条件を含めても延べ3頭しか出走例がないため、改めて種牡馬としての価値を問われることになる。なお、キングオブコージにおいては、いとこに欧州のGI戦線で活躍しているGhaiyyathなどがいる血統。

 ステイゴールド産駒は「0-0-0-4」。13年ゴールドシップ(1人気5着)、19年エタリオウ(2人気5着)、サンプル数が少ないとはいえ、上位人気馬が案外な結果に終わっている傾向は気になるところ。今年はステイフーリッシュ、パフォーマプロミス、京都で重賞勝ちの実績を持つ2頭が出走予定。

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