21日、浦和競馬場で行われた10R・師走特別(A3下・ダート1600m)で、ピサノボス (牡6、川崎・山崎尋美厩舎)が優勝。同馬に騎乗していた内田博幸騎手(36、大井・荒井隆厩舎)は、地方通算2700勝を達成した。
同騎手は89年にデビュー。04年に初の全国リーディングに輝くと、昨年も地方歴代2位となる年間465勝を挙げて2年連続の栄冠を手にした。今年も交流GIを5勝するなど、全国リーディングを独走中。18日には、66年に佐々木竹見元騎手が達成した505勝を上回る、地方競馬の年間最多勝(地方、JRAの合計)を40年ぶりに更新していた。今年はこれで511勝目(地方450勝、JRA61勝)。21日10R終了現在、地方通算15708戦2700勝(JRA通算978戦108勝、海外3戦0勝)。南関東(交流含む)重賞60勝、JRA重賞4勝。