【鎌倉記念予想】先行馬か差し馬か!? 才能溢れる若駒たちが鎬を削る!!/NARレース展望

2020年10月14日 11:00

ピースフラッグは3連勝で重賞制覇を狙う(撮影:高橋正和)

 2001年創設の2歳馬による重賞で、川崎競馬場の1500mが舞台となる。今年からJBC2歳優駿の指定競走として行われる。

 第19回を迎える今年は、トライアルの準重賞・若武者賞圧勝のピースフラッグ、無傷の3連勝中のジョーロノ、ホッカイドウ競馬のハッピーホンコンとリーチら、13頭が出走する。

 ◎はピースフラッグ

 デビュー戦こそ2着だったが、その後2戦は2着馬に1秒以上差をつける圧勝。特に前走の準重賞・若武者特別は今回と同じ1500mを好時計で優勝しており、スピードと能力はかなりのものだ。今回はハッピーホンコンやナジャが速そうだが、逃げなくても競馬はできそうなタイプだし、3連勝で重賞制覇を期待したい。

 ○にジョーロノ

 デビューから3連勝中。前走は初コースの川崎と距離1500mを難なくこなした。今回は森泰斗騎手に乗り替わりと鞍上強化も心強い。

 ▲はナジャ。

 こちらはデビューから2連勝中で、どちらも2着馬に大きな差をつける楽勝だった。この馬も前走で同条件を経験済み。この馬も当然、優勝候補だ。

 △は3頭。前走重賞のゴールドジュニアで内から渋太く脚を伸ばして4着のセイカメテオポリス。ホッカイドウ競馬勢のリーチは普通にスタート切れれば好レース可能。ハッピーホンコンは同型馬との先手争いがどうなるかだが、スムーズに運べれば面白い。

 先行したい馬が揃い、ハイペースが予想される。その中で前で運んだ馬たちが粘り込むのか、速い流れに乗じて差し馬の出番となるのか。

 注目の鎌倉記念は10月14日(水)、20時10分発走。

(文:佐々木祥恵)

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