【お松の方賞予想】新設重賞!ハクサンアマゾネス、牝馬同士では負けられぬ/NARレース展望

2020年10月25日 11:00

 菊花賞発走の5分前、金沢競馬場では第1回を迎える重賞・お松の方賞(1900m)がスタートする。北陸・東海チャンピオンシップの牝馬限定戦で、フルゲート12頭立てとなった。

 中心は今年の石川ダービー馬・ハクサンアマゾネス。2走前の3歳牝馬重賞・加賀友禅賞では他の2頭とともに後続を離して飛ばす展開だったが、4コーナーまでに1頭、また1頭と脱落していき、押し切り勝ち。前走は3着に敗れたが、早めに後続にこられ、勝ち馬はJRA1勝クラスを勝った馬という中、よく粘った。牝馬同士のここは負けられないところだろう。

 ジェネラルエリア(愛知)は重賞タイトルこそまだないが、5月の重賞・のじぎく賞(園田)では自分から動いて逃げるステラモナークを捕まえに行き、最後は後続馬に差されたものの4着。勝ちに行っての内容で、底力を感じさせた。約5カ月ぶりの前走を叩いて状態は上向いているはず。登録のあった兵庫クイーンCではなく、こちらを選んだ点にも注目。

 ロンギングルックは昨年の石川ダービー馬。春に開幕した今シーズンはなかなか成績を残せていなかったが、6月の重賞・徽軫賞で約10カ月ぶりの勝ち星を挙げた。その後はふたたび勝ててはいないが、地方全国交流重賞・読売レディス杯は地元馬最先着の4着。ここでも上位争いに加わるだろう。

 重賞・東海クイーンCを逃げ切り勝ちしたビックバレリーナ(愛知)は外枠からすんなり先手が取れれば妙味がありそう。また、下級クラスながら連勝中のシーアフェアリー(愛知)は岡部誠騎手騎乗とあって注目。

 第1回お松の方賞は10月25日金沢10R、15時35分発走予定。

(文:大恵陽子)

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