24日、京都競馬場で行われた室町S(3歳上・OP・ダ1200m)は、中団でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の2番人気レッドルゼル(牡4、栗東・安田隆行厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、先に抜け出した8番人気リュウノユキナ(牡5、美浦・小野次郎厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分9秒4(重)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に10番人気ロードラズライト(セ5、栗東・浅見秀一厩舎)が入った。なお、1番人気ヒデノヴィーナス(牝4、栗東・梅田智之厩舎)は4着、3番人気ヒロシゲゴールド(牡5、栗東・北出成人厩舎)は12着に終わった。

　勝ったレッドルゼルは、父ロードカナロア、母フレンチノワール、その父フレンチデピュティという血統。前走のプロキオンSでは1番人気に支持されるも8着に敗れたが、休み明けのここで見事巻き返した。