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シルクHC

【天皇賞】アーモンドアイが史上初芝G1・V8 ルメール涙の3連覇「信じられない」

2020年11月02日 06:35

 偉業を達成したアーモンドアイ(手前)

 「天皇賞(秋)・G1」(1日、東京)

 圧倒的な1番人気に支持されたアーモンドアイが快勝。史上初の芝G1・8勝目を挙げた。連覇はシンボリクリスエス(02、03年)に次いで2頭目。鞍上のルメールは49〜51年の保田隆芳元騎手以来2人目の3連覇を達成し、天皇賞は5連勝となった。2着には5番人気のフィエールマン、3着には2番人気のクロノジェネシスが入った。

 日本の競馬の歴史に新たな1ページが刻まれた。世界の名手・ルメールの声が震え、目には涙が浮かんでいる。「信じられない…」。アーモンドアイが、シンボリルドルフやディープインパクトでも届かなかった史上初の芝G1・8勝を達成した。

 前走の安田記念で後手に回ったスタートだったが、無理することなく4番手を追走。直線入り口で馬群の外に持ちだし、逃げるダノンプレミアムを抜群の手応えでパスすると、最後は外から強襲するクロノジェネシスフィエールマンを封じ込んだ。

 鞍上は「早めに外に出してロングスパートを使ったから、最後はちょっと疲れてしまったようだ。少し心配したが、勝ててとてもうれしい。安心している」と安どの表情。歴史的な最強牝馬を見事にエスコートし、「僕の仕事はミスをしないことで、すごくプレッシャーがかかったレースだった。これまでで一番かもしれない。きょうは日本の競馬界にとって特別な日になるでしょう」と肩の荷が下りた様子だった。

 国枝師も「7よりも8の方が末広がりでいいし、ここで決めたいと思っていたんだ。とにかくホッとしている」と笑みを浮かべ、「昨年もこのレースを勝っているが、今年の方が順調だった。年齢のため見た目に馬体が丸く見えるが、レース前には(2キロ増で)きっちり自分で体をつくってくれた」と最大級の賛辞を送った。

 既に12月13日に香港のシャティン競馬場で行われる香港カップと香港マイルに登録済みだが、トレーナーは「状態などを見てから、オーナーサイドと相談して決めたい。いろいろな条件があるからなあ」と明言を避けた。牝馬の枠を超え、真の最強馬となったアーモンドアイ。今後の動向が注目される。

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