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【ジャパンC】日本で重賞未勝利のマーカンド騎手、紅一点ブレイディヴェーグで大仕事狙う 

2025年11月28日 06:30

マーカンドが「状態は良さそう」とジャッジするブレイディヴェーグ

◆第45回ジャパンカップ・G1(11月30日、東京競馬場・芝2400メートル)

 第45回ジャパンC・G1(30日、東京)の出走馬と枠順が27日、決まった。紅一点のブレイディヴェーグで参戦するトム・マーカンド騎手(27)=英国=の熱い思いに迫った。馬券は28日18時30分からインターネットで発売される。

 マーカンドは、22年から4年連続で短期免許を取得して日本で騎乗している。欧州ではアデイブでの20年英チャンピオンSをはじめ、多くのG1を勝っている若手のホープだが、JRAでは過去11度のG1を含む24度の重賞騎乗で未勝利。欧州と日本の競馬は大きく違うのだろうか。「ヨーロッパの馬は瞬発力に優れていて、日本馬は徐々に加速する傾向がある」と分析する。

 広いトラックコースで前半から速いラップを刻む日本と、起伏が激しく後傾ラップが基本の欧州では、馬にも騎手にも求められる要素は異なる。それでも「慣れていないとは思っていないし、何が必要かが分かってきている」と徐々にコツをつかんできている様子。その言葉通り成績も上昇中だ。24年ステイヤーズSでは単勝102倍のシルブロンを鼻差の2着に導き、今月24日の東京スポーツ杯2歳Sでは5番人気のゾロアストロで頭差2着。タイトルまであと一歩に迫っている。

 ジャパンCでは、ゾロアストロと同じ宮田厩舎のブレイディヴェーグとコンビを組む。1週前追い切りでは美浦・Wコースでコンタクトを取り「すごく状態は良さそう。厩舎にとっても特別な馬なので乗れることに感謝したい」と声を弾ませた。

 キャリア初期からオーストラリアに遠征するなど国際派でもある。「幼少期からライアン(ムーア騎手)を見てきたのが大きい。彼を見て日本に来たいと思ったし、その国に合わせて乗る姿をまねしている。アイドルがいるのは大きいね」と同郷のスターへの憧れを語る。その世界的名手が13、22年の2度制したひのき舞台で、大仕事を成し遂げる。(角田 晨)

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