G1初制覇を飾ったパーソナル(写真左、提供:Racing Photos)
11月5日、オーストラリアのフレミントン競馬場でG1・VRCオークス(芝2500m)が行われた。
メルボルンカップ後の木曜日に「レディースデー」として特に女性に向けて行われる同開催。
ファッションショーの決勝なども行われ、例年ならたくさんの女性客を迎えて盛り上がる開催だが、今年は無観客での開催となった。
G1を2連勝中で圧倒的1番人気に支持されていたモンテフィリアを抑えて勝利したのは、3番人気のパーソナル。
近3走では全て2着と惜しいレースが続いてきたが大舞台で見事に初のG1制覇を果たした。
鞍上のD.オリヴァー騎手は昨年のマイアミバウンドに続き同レース連覇。
管理するT.デイバーニッグ、B.ヘイズ両調教師は、B.ヘイズ氏の父であるD.ヘイズ氏が香港へ移籍をして、2人の連名となってから初のG1制覇となった。
2着にはサルトエンジェルが入り、1番人気に支持されていたモンテフィリアは3着だった。
D.オリヴァー騎手は「最後は前の2頭に疲れが見えたので、しっかりと捕らえる事が出来ました。ここ最近は惜しい競馬が続いていましたが、大事なところで勝てて良かったです。今日のためにしっかりと仕上げてくれた陣営に感謝します」とコメント。
(取材:川上鉱介)