産駒がJRA初出走となるアロマカフェ(ユーザー提供:あやみつさん)
新種牡馬アロマカフェの初年度産駒が、15日の福島1R(2歳未勝利・ダ1150m)でJRA初出走を迎える。
デビューするのはカフェリリー(牝2、美浦・中舘英二厩舎)。母カフェララルー、その父ストラヴィンスキー。半兄にカフェシュプリーム、カフェリュウジン、カフェブリッツと3頭のJRAオープン馬がいる血統(いずれも父マンハッタンカフェ)。鞍上は小林凌大騎手。
アロマカフェは父マンハッタンカフェ、母カリーノカフェ、その父ハートレイクという血統。
2009年のデビューから4戦目で初勝利をあげると、2010年のラジオNIKKEI賞(GIII)を制し重賞初制覇を果たす。続くセントライト記念(GII)でも3着に好走し、牡馬クラシック最終戦の菊花賞(GI)にも出走した。その後は9歳となる2016年まで、中距離路線で奮闘した。通算成績は61戦4勝。
2017年に優駿スタリオンステーションで種牡馬入りしたが、2019年にこの世を去った。産駒は2018年度産が7頭、2019年度産が3頭のみとなっている。
地方ではオジョウハルハナ(牝2、川崎・林隆之厩舎)がすでに初勝利をあげている。