ガーネットS、スリーアベニュー鮮やかに差し切る

2007年01月07日 15:25

 7日、中山競馬場で行われたガーネットS(4歳上、GIII・ダート1200m)は、田中勝春騎手騎乗の3番人気スリーアベニュー(牡5、栗東・小野幸治厩舎)が、後方追走から直線で鋭い末脚を見せ、4番人気リミットレスビッドを3/4馬身交わし差し切った。勝ちタイムは1分10秒0(稍重)。さらにクビ差の3着に2番人気ニシノコンサフォス。1番人気ジョイフルハートは13着に終わり、デビュー以来の連対記録は11戦で途切れた。

 勝ったスリーアベニューは、父アフリート、母エナジートウショウ(その父トウショウボーイ)という血統で、半兄にスカイアンドリュウ(京王杯SC-GII・2着、父ポリッシュパトリオット)、姪に昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を勝ったウオッカ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎、父タニノギムレット)、叔母にシスタートウショウ(桜花賞-GI、父トウショウボーイ)がいる。

 05年1月のデビュー戦(京都・ダート1200m)を快勝後、条件戦で徐々に力を付け、前走、12月17日の中山・アクアラインS(1600万下、ダート1200m)に勝ちオープン入りを果たしていた。今回が重賞初挑戦。全14戦全てがダート戦で、6勝2着5回の11連対という安定した成績を残している。通算成績14戦6勝(重賞1勝)。

 鞍上の田中勝春騎手は昨年のリミットレスビッドに続き、このレース2年連続2勝目。JRA重賞は6日の中山金杯(GIII)に続く2日連続の今年2勝目で、通算38勝目。管理する小野幸治調教師は、04年福島記念(GIII、セフティーエンペラ)以来約2年3か月ぶりのJRA重賞制覇。通算で13勝目となった。関東圏(中山、東京)での重賞は初めて。

 また、アフリート産駒は05年東海S(GII)を勝ったサカラート以来、約1年8か月ぶりのJRA重賞勝ちとなった。

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